ここでは私の水彩画の道具や描き方・練習方法などについて書いていきます。
私は独学で描いてきたので、他の先生方や作家さんと違う点や、疑問に思う点も多々あるとは思いますが、そこのところはあまり深く突っ込まず、軽く受け流してやってください。
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道具 |
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1. 絵の具
水彩絵の具といっても色々ありますが、私はホルベインのチューブ入りの透明水彩絵の具を使用しています。
風景画を描き始めた当時は、3色(ローズマダー・コバルトブルー・レモンイエロー)を使って描いていました。
その後、植物などを描くようになってからは、オペラ・ピーコックブルー・カドミウムイエローペールも使うようになり、今は14色程度使用しています。
これから始めようとしている方は、まず※基本3色(ブライトローズ・ピーコックブルー・カドミウムイエローペール)から始めて、使い方に慣れてきたら色を増やしていけばいいと思います。
※(ここで言う基本3色とは私が勝手に決めたものです。色の三原色(マゼンタ ・ シアン ・ イエロー)にもっとも近い色だと思いますので、混色の練習になると思います。)
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2. 筆
描こうとする作品の大きさや描こうとする対象物によって使う筆も変わってきます。
私は風景を描く場合は、広い面積を描くもの(平筆で幅2cmほど)と、狭い面積を描くもの(面相筆などの細い筆)と、その中間を描くもの(丸筆で太さ1cmほど)の三本を使用します。
花や小さいものを描く場合は蒔絵筆一本で描きます。
筆には様々な種類があるので、いろいろ試してみるのが良いと思います。
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3. 紙
画材屋さんに行くと、これまた大きさから紙の種類などたくさんあって迷ってしまいます。
私が好んで使用するのは、コットマン中目とアルビレオ水彩紙です。
主に風景を描く場合にコットマンを水張りして使用し、花を描く場合にアルビレオ水彩紙を使用します。
値段も高くなく、コットマンはホームセンターでも販売してるので入手しやすいです。
これも筆と同様にいろいろ試してみるのが良いでしょう。
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4. その他
水入れ・筆洗
仕切りがあって中が分けられているものが良いでしょう。
ホームセンターや画材屋さんで売っているプラスチック製のもので十分です。
海苔の佃煮やジャムの瓶など、密閉できるものは屋外の製作の時に重宝するので2.3個ストックしておくとよいと思います。
パレット
金属製やプラスチック製のものがありますが、どちらでも良いでしょう。
折りたたみができるものだと持ち運びが便利です。
私は金属製の折りたたみ式のものを使用しています。
水張りテープ
大きい作品を制作する時、紙をパネルに水張りするときに使用します。
いろんな色のものがありますが、私は白色のものを使用します。
鉛筆・シャープペン
私は水彩画を描くときは下書きをしないのでほとんど使用しませんが、屋外でスケッチなどする場合は、シャープペンなどを使用します。
シャープペンは削る道具や手間もいりませんし、ゴミも出ないのでエコです。
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